渡部香生子2冠 女子200平泳ぎでも五輪切符つかむも「タイムはもう少し行きたかった」

[ 2021年4月9日 05:30 ]

競泳日本選手権五輪代表選考会第6日 ( 2021年4月8日    東京アクアティクスセンター )

女子200メートル平泳ぎ決勝、優勝を果たす渡部(撮影・会津 智海)
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 女子200メートル平泳ぎで渡部が2冠を達成し、100メートルに続き五輪出場を決めた。50メートルは3位で通過したが、100メートルでトップに立つとそのままゴール。「内定を取れたのはうれしいが、タイムはもう少し行きたかった」と複雑な表情だった。

 3大会連続五輪出場だが、過去2大会は「レース後に笑うこともできなかった」と結果を出せていない。「メダルを獲れるチャンスでもある。無駄にしないように、悔いのないように練習したい」と誓った。

 ▼鈴木聡美 自分の心の弱さが招いた結果だと痛感している。五輪代表には入れなかったが、最後の50メートル平泳ぎまで全力を出し、すっきりして終わりたい。(12年ロンドン五輪200メートル平泳ぎ銀メダリスト。2分27秒22の7位に終わり、五輪3大会連続出場ならず)

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2021年4月9日のニュース