松山英樹は3アンダーで2位の好発進「17番以外は凄くいいプレーができた」 首位とは4打差

[ 2021年4月9日 08:41 ]

米男子ゴルフツアー マスターズ 第1日 ( 2021年4月8日    ジョージア州オーガスタ・ナショナルGC=7475ヤード、パー72 )

第1日を暫定周囲でホールアウトした松山英樹(AP)
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 男子ゴルフの海外メジャー今季初戦が開幕し、日本人でただ一人出場している松山英樹(29=LEXUS)は1イーグル、2バーディー、1ボギーの69で回り、ブライアン・ハーマン(米国)とともに3アンダーの2位と好スタートを切った。首位とは4打差。1イーグル、7バーディー、2ボギーの65をマークしたジャスティン・ローズ(40=英国)が単独首位発進した。

 10度目の出場となる今大会で、自己最高となる2位発進。ホールアウト後の松山は「グリーンがとても早く、硬くなっている。セカンドショットの置き場所が大事になってくるので、そこは上手くできた。17番以外は凄くいいプレーができたかなと思う」と納得の表情でうなずいた。

 2番でバーディーを先行させると、見せ場はパー5の8番(570ヤード)だ。残り253ヤードの第2打をピン手前7メートルに乗せ、これを沈めてイーグルを奪った。17番で3パットのボギーをたたくも、これが唯一のボギー。18番パー4では第1打、第2打ともにバンカーに入れながら、3打目をピン手前2メートルに寄せてパーをセーブした。

 パーオン率は72%、フェアウエーキープ率は71%とショットが安定した。「ここまでグリーンが硬いことは、しかも乾いてるグリーンはたぶん初めて」(松山)と話すほどの難コンディションだったが、安定したショットが好スコアの要因。アマチュア時代から10度目の出場という節目の大会で、日本のエースが会心のスタートを切った。

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