水沼、100Mバタ自己新Vで初五輪 ギョギョ!幼少時代に観賞用の池で鯉と一緒に泳ぎ“研究”

[ 2021年4月9日 18:22 ]

競泳日本選手権 ( 2021年4月9日    東京アクアティクスセンター )

<第97回日本選手権水泳競技大会 第7日>男子100メートルバタフライ決勝、メダルを手に笑顔で手を振る水沼(中央)(撮影・会津 智海)
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 東京五輪代表選考会を兼ねて行われ、男子100メートルバタフライは水沼尚輝(24=新潟医福大職)が自己ベストの51秒03で優勝。派遣標準記録(51秒70)をクリアし、初の五輪出場を決めた。「決勝に向けて緊張が強くて、自分らしいレースができないこともあった。日本記録を出して優勝が目標を掲げていたのでそこは悔しいが、しっかり派遣を切れたのは誇らしい気持ちです」と喜んだ。

 1メートル80の恵まれた体と、30センチの足から繰り出されるドルフィンキックが大きな推進力を生み、最後に川本を逆転した。「全く周りを見てなくて目をつぶって泳いでいる感じ。隣を見てしまうと意識してしまう。とにかく自分のレースに徹するところにぶれずに、目を薄くしてでも自分らしいレースをしようと思った。そこは凄くいい泳ぎができた」。全集中の泳ぎだった。

 幼少時代。水沼は栃木県内の実家にある観賞用の池で鯉と一緒に泳ぐのが大好きだった。池の中で「なんで鯉ってこうやって泳ぐんだろう?」「なんでヌルヌルしているんだろう?」と好奇心をくすぐられた。その姿を見た家族からは「前世は魚だったんじゃないか…」と言われた。作新学院高時代は2学年上の先輩に萩野がいた。19年に初めて代表入りした際は萩野は休養中で代表落ちしており、初めて憧れの先輩と一緒に日の丸を背負うことになった。

 日本の競泳界でこれまで100メートルバタフライで誰もメダルを取ったことはない。水沼は「僕自身が新たな歴史を刻んでやろうという強い気持ちを持って、8月の五輪に向けて頑張りたい」と力を込めた。

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