“崖っ縁の男”西本拳太が決意「五輪出場権を獲るために勝つしかない」ミズノと契約会見

[ 2021年4月9日 18:41 ]

ミズノとブランドアンバサダー契約を結んだ西本拳太(ミズノ提供)
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 ミズノとブランドアンバサダー契約を結んだバドミントン男子シングルス世界ランキング16位の西本拳太(26=岐阜県協会)が9日、オンライン会見を行った。「自分もまだ成長過程。ミズノさんもこれから成長していくブランド。自分とともに歩んでいけたらと思い、契約させていただいた」と話した。

 契約期間は2年間。試合ではミズノ製のラケットやシューズ、ストリングス、バッグ(日本代表活動を除く)、アパレル(同)を使用する。「シューズは足の痛みない履き心地で満足している。ラケットもスマッシュを最大限生かすことができる」と語った。バドミントン界にとってミズノは新進気鋭の存在。西本は「勝つこと、成績を残すことが一番の恩返し」と言った。

 東京五輪出場に向けては正念場。最大2枠が出場切符を獲得する東京五輪の選考レースのランキングでは桃田賢斗(1位)、常山幹太(12位)に続く3番手の17位にはじき出される崖っ縁の状況だ。6月まで選考レースは続くが、「やっぱり五輪の出場権を獲るために勝つしかない。結果を残すのみ。そのために(代表)合宿も含め準備したい」と決意を込めた。

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2021年4月9日のニュース