紀平梨花 大技4回転サルコーに自信「集中できれば跳べる」 24日開幕世界選手権

[ 2021年3月23日 05:30 ]

公式練習に臨む紀平梨花(撮影・小海途 良幹)
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 フィギュアスケート世界選手権は24日にスウェーデン・ストックホルムで開幕する。22日に公式練習が行われ、女子で初頂点を狙う紀平梨花(18=トヨタ自動車)が好調な動きを見せた。

 20日の現地入り後はPCR検査で陰性の結果が出るまで隔離。不安要素の多い中での初練習となったが、本番リンクで3回転半(トリプルアクセル)を高確率で決めた。オンライン取材では「全日本より感覚は良い感じ」と笑顔。全日本選手権で初成功させた大技4回転サルコーも「今回も気合を入れて集中できれば跳べる」と自信を見せた。

 今大会は来年2月の北京五輪の出場枠獲得が懸かり、最大3枠確保を狙う。紀平は「どれも同じように大事な試合。いつも通りベストを尽くしたい」と自然体で挑む。

 女子の坂本花織(20=シスメックス)、宮原知子(22=関大)、男子の宇野昌磨(23=トヨタ自動車)、鍵山優真(17=星槎国際高横浜)も調整。21日に現地入りした男子の羽生結弦(26=ANA)は本番リンクの練習には姿を見せなかった。

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