渡部暁斗、9位で終戦 個人総合は3位 2季ぶり“トップ3”に返り咲く

[ 2021年3月23日 05:30 ]

W杯複合男子個人第14戦の後半距離で競り合う渡部暁斗(左)とヤールマグヌス・リーベル
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 ノルディックスキーのW杯複合男子個人最終第15戦は21日、ドイツ・クリンゲンタールで行われ、渡部暁斗(北野建設)は9位だった。個人総合は3位。

 昨季は総合9位と不振だったが、2季ぶりのトップ3で「またトップ3まで戻ってこられるとは想像できなかった。限界の線引きをしているのは自分自身だと気付くことができた」と手応えを得た。

 体重を1キロ弱落として迎えたという今季は、得意の飛躍で上位につける展開が格段に増えた。「課題は探せばいくらでも出てくる。それらを探し出す好奇心や、改善へ挑戦する意欲を取り戻したことが今季最大の収穫」と総括した。

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2021年3月23日のニュース