“大トリ登場”東海大大阪仰星 貫禄勝ちで3大会ぶりVへ発進 佐賀工は涙の1トライ

[ 2020年12月30日 17:18 ]

第100回全国高校ラグビー大会2回戦   東海大大阪仰星31―7佐賀工 ( 2020年12月28日    花園ラグビー場 )

<東海大大阪仰星・佐賀工> 後半、東海大大阪仰星・岡村(左)はトライを決めて喜ぶ(撮影・大森 寛明)
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 出場63校中、唯一の2回戦からの登場となった東海大大阪仰星(大阪第1)が佐賀工(佐賀)に完勝。前半に3トライで19―0とリードを築くと、後半には相手のミスにつけ込み2トライ。押し負けない、激しく粘り強いディフェンスも光り、3大会ぶりの優勝へ好発進を切った。

 佐賀工はなかなか得点を奪えなかったが、後半ラスト約10分間、敵陣5メートル付近でモールから押し込み続け、ノーサイド間際にプロップ渡辺明志(3年)が執念のトライ。控えメンバーは涙しながら“ラストプレー”を見守り、決まった瞬間には喜びを爆発させていた。

 ▼東海大大阪仰星・近藤翔耶主将「唯一、シードをもらえて、全チームが一度試合を経験した後でのゲームだった。きょうで会場の雰囲気を知ることができたのが収穫」

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