NBA選手の五輪出場に赤信号 CDCが8週間のイベント中止を勧告 シーズン終了は7月末か?

[ 2020年3月16日 10:52 ]

閉鎖されたNBA76ersのホームアリーナ(AP)
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 米国疾病対策センター(CDC)が14日、今後8週間に予定されている50人以上が集まるイベントを中止もしくは延期するように勧告。新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐための新たなガイダンスの中で明らかにしたもので、米スポーツ界に大きな影響を与えることになりそうだ。

 NBAはすでに11日の試合を最後にレギュラーシーズンを30日間中断すると発表しているが、CDCの勧告に従えば再開可能となるのは5月10日以降。当初のスケジュールでは4月15日にレギュラーシーズンを終えて4月18日からプレーオフ、6月4日に優勝決定シリーズとなる「ファイナル」が始まって6月21日までに全日程が終了するはずだったが、5月10日以降に再開した場合には全日程終了はどんなに早くても7月末にずれこむため、プレーオフ方式の変更などをしない場合には、各国代表の主力選手を数多く含んでいるNBAから、7月26日に開幕する東京五輪に選手を派遣するのは困難を極めることになる。

 大リーグもすでに2週間の開幕延期を決めているが、仮に無観客であっても両軍選手、コーチ、審判、球場スタッフの数だけで50人は超えてしまうため、CDCのガイドラインには見合わないことになる。5月上旬まで開催できない場合には各球団とも40試合前後が影響を受けるため、日程変更を含めた新たな対応を迫られそうだ。

 また5月2日には競馬の第146回ケンタッキー・ダービーが開催されるが、これも「今後8週間以内」に該当するビッグ・イベント。米国は過去に例のない「スポーツのない春」と向かい合うことになりそうだ。

 なおメジャーリーグ・サッカー(MLS=全26チーム)に所属するシアトル・サンダースのチーム・スタッフが14日、新型コロナウイルスに感染したことが判明している。

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