白鵬、9連勝で全勝キープ 朝乃山は関脇対決制し7勝目

[ 2020年3月16日 17:58 ]

<大相撲春場所9日目>竜電(左)を押し出しで下した白鵬(撮影・坂田 高浩)
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 新型コロナウイルスの感染拡大で史上初の無観客開催となった大相撲春場所は16日、大阪・エディオンアリーナ大阪で9日目が行われ、44回目の優勝を目指す横綱・白鵬が結びの一番で竜電を撃破。連勝を9に伸ばし、ただ1人の全勝を守った。

 横綱・鶴竜は、阿炎を押し出しで退け、3連勝。2敗をキープした。

 38年ぶりの1人大関・貴景勝は、豊山に押し出され、4敗目を喫した。

 大関獲りを狙う関脇・朝乃山は、関脇の正代と対戦。前日の取り組みで手痛い2敗目を喫したが、寄り切りで連敗を阻止し、7勝目を挙げた。正代は黒星先行の5敗目。

 全勝は白鵬1人。1差で隆の勝、碧山、2差で鶴竜ら5人が追っている。

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