フクヒロが初優勝、黄金ロードに乗った! 五輪イヤー優勝ペアは本番も「金」  

[ 2020年3月16日 05:30 ]

バドミントン 全英オープン第4日 ( 2020年3月14日    英バーミンガム )

女子ダブルスで優勝し抱き合って喜ぶ福島(右)、広田組(AP)
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 各種目の決勝が行われ、女子ダブルスでは世界ランキング3位の福島由紀(26)、広田彩花(25)組(アメリカンベイプ岐阜)が同6位の杜ゲツ、李インキ組(中国)を2―0で下し、初優勝を飾った。東京五輪の前哨戦を制し、目標の金メダルへ加速した。14日の準決勝で姿を消した16年リオデジャネイロ五輪金メダルの高橋礼華(29)、松友美佐紀(28)組(日本ユニシス)は2大会連続の五輪出場が絶望的となった。

 栄光への道が、くっきりと見えた。福島のスマッシュがコートの外へはじかれた瞬間、悲願のタイトル獲得が決まった。福島と抱き合って喜んだ広田は「大きい大会ではずっと2位が続いていた。2人で一戦一戦、戦ってきた結果が優勝につながってうれしい」と語った。リオ、ロンドンと直近2度の五輪イヤーで全英を制したペアは、五輪本番でも金メダルを獲得。まさに黄金ロードに乗った。

 スピード感あふれる連係技で第1ゲームは21―13であっさりと先取。第2ゲームは5―9とリードを許した。ずるずるといかないのが2人の強さ。5連続得点で息を吹き返すと、21―15で取り切った。今大会5試合で落としたのは、わずか1ゲーム。準決勝ではタカマツを退け、ライバルの中国、韓国勢を2組ずつ攻略した。

 大舞台でのシルバーコレクターを返上した。全英オープンでは2年前の決勝で敗北。世界選手権は昨年まで3年連続準優勝。18、19年と決勝でナガマツに屈した。「(大舞台で)ずっと2位だったので、そこを一つ超えられたのは凄くうれしい」と福島。昨年4月から始まった五輪レースでのツアー大会優勝回数は日本勢最多の4度目となった。地力No・1のフクヒロが、110回目を迎えた伝統の大会の初女王という箔(はく)をつけた。

 福島は「コロナとかいろんな状況がある中で大会が開催され、気持ちを入れて試合に臨んだ。凄く楽しかった」と言う。五輪レースではナガマツ、タカマツの2組を大きく引き離し、2人が狙うは東京五輪の頂。新型コロナウイルス感染拡大の影響でワールドツアーは中断となるが、確かな収穫を持ち帰る。

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