千代丸 40度近い高熱で休場 幕内力士で初 協会は隔離指示 コロナ陽性出れば場所中止

[ 2020年3月16日 05:30 ]

大相撲春場所8日目 ( 2020年3月15日    エディオンアリーナ大阪 )

7日目に土俵入りする千代丸
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 新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため異例の無観客開催となった今場所、幕内力士が初めて発熱で休場した。西前頭15枚目の千代丸が39・7度の熱を出し、日本相撲協会から病院での受診と隔離の指示を受けた。発熱が原因の休場は今場所3人目となった。横綱・白鵬が阿炎を下し全勝で折り返した。大関獲りを狙う朝乃山は、豊山にすくい投げで敗れ2敗目を喫した。

 同じ九重部屋の千代大龍によれば、千代丸はこの日「やべー、39度7分もある」と動揺を隠せない様子で朝の稽古場に下りてきたという。師匠の九重親方(元大関・千代大海)の報告を受け、鏡山危機管理部長(元関脇・多賀竜)は「病院で診察を受けた上で隔離するように」と指示。大事を取って休場させることが決まった。

 相撲協会は37・5度以上の熱が2日以上続いた場合、原則休場としている。千代丸は前夜も38・6度の熱が出たが、基準は朝の検温となるため2日連続の発熱による休場の対象にはならなかった。ただ、16日以降にインフルエンザの検査を受ける予定で9日目の取組からも外された。発熱が続いて新型コロナウイルスの感染が疑われれば、PCR検査を受けさせる意向だ。八角理事長(元横綱・北勝海)は「(危機管理部長と師匠の)連絡も慣れてきた。鏡山部長がしっかりやってくれている」と状況に応じて柔軟な対応ができていると評価した。

 前日、千代丸と対戦した石浦は「気をつけたい」と気を引き締め、千代大龍は「具合が悪くならないように、何があっても千代丸には近づかない。ただコロナではないと思う。(部屋のみんな)どこにも出ていないし、もらうようなところもない」と話した。相撲協会は今場所一人でも感染者が出れば場所を中止する方針で、気の抜けない日々が続く。

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