音羽山親方の「阿武松」襲名承認「さらに飛躍させたい」

[ 2019年9月26日 19:00 ]

音羽山から名跡を変更し、阿武松部屋を継承するとことが承認された元幕内・大道の新阿武松親方
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 日本相撲協会は26日に理事会を開き、同日付で音羽山親方(元幕内・大道)が年寄「阿武松」を襲名し、阿武松部屋を継承することを承認した。現職理事で審判部長を務めていた阿武松親方(元関脇・益荒雄)は年寄「音羽山」に名跡を変更するとともに退職した。7月の名古屋場所から2場所連続で全休するなど、高血圧などにより体調不良が続いていた。

 新阿武松親方は7月ごろに部屋継承を打診され、「師匠とおかみさんがゼロからつくった部屋。中途半端な気持ちでは継げない。しっかりやろうと思った」と受諾したという。新たに師匠となることについて「師匠は厳しい方だったが、優しさもあって思いやりもあった。自分も相当厳しく鍛えてもらったが、その中にも愛情を感じた。そういうふうにやっていけたら。阿武松親方のやり方で、さらに(部屋を)飛躍させたい」と抱負を語った。

 新阿武松親方は近く、千葉県習志野市にある阿武松部屋に引っ越し。来週にも新師匠として指導を行う。

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2019年9月26日のニュース