空手女子形・清水 “史上初”再演制し今季3勝目 昨年世界女王を撃破

[ 2019年9月9日 05:30 ]

空手プレミアリーグ東京大会 最終日 ( 2019年9月8日    日本武道館 )

女子形決勝で優勝した清水希容
Photo By 共同

 全種目の3位決定戦と決勝が行われ、女子形決勝で清水希容(25=ミキハウス)がサンドラ・サンチェス(スペイン)を破り、プレミアリーグ(PL)で今季3勝目を挙げた。形は今年からポイント制が採用され、決勝は同点となり史上初の再演(タイマッチ)に。再演では東京五輪を見据えて今年から本格的に練習に取り組んでいる形で昨年の世界女王を振り切った。日本勢は清水を含め8種目で優勝した。

 初体験でも「そろそろあると思っていた」から動じなかった。この数年、勝ち負けを繰り返してきた清水とサンチェスは「チャタンヤラクーサンクー」を打ち合い、ともに27・68点。5人の審判の最低点と最高点も並んだことで、PL初の再演に持ち込まれた。先攻のサンチェスは「スーパーリンペイ」で27・48点。清水は「オヤドマリノパッサイ」で27・74点。決着が付くと厳しい表情を緩めてライバルと抱き合った。

 「タイマッチは思い切りやろうと。無心でやったことが審判の先生方に伝わったのかなと思う」。ルール上、1回戦から決勝を通じて同じ形は打てない。昨年まで旗判定で必ず勝敗が付いたが、五輪でも同じ状況を想定して今春から本格着手したのが再演の形。「他の選手ができない経験をできた」と話した。

 メダルマッチのこの日は1マットになり、新たに設置された鉄筋土台の上のマットは「思ったよりもはねてミスが出た」。反省材料も東京五輪への収穫になった。

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