白鵬休場に宮城野親方「相撲取りたかったと思う」、右手小指骨折の診断

[ 2019年9月9日 11:16 ]

横綱・白鵬
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 大相撲の横綱白鵬(宮城野部屋)が秋場所2日目の9日、「右第5中手骨骨折 今後約2週間の加療を要する」との診断書を提出して休場した。今月1日、伊勢ケ浜一門の連合稽古初日に宝富士を相手に10番相撲を取った際に痛めた。その日は本人も「ちょっと小指が入っちゃった」と気にする様子で、翌2日は連合稽古への参加を見合わせた。

 このケガの影響もあり今場所前は十分に稽古を積めなかった。9日朝に東京都墨田区の宮城野部屋前で取材に応じた宮城野親方(元幕内・竹葉山)は、初日に北勝富士に金星を配給した相撲について「全然、(右)手を使えてなかった。(立ち合いは左で)張って右を入れるところで怖がって、おっつけられていた」と振り返った。さらに本人の心境について「(日本国籍取得後初めて臨んだ本場所で)相撲を取りたかったと思う」とおもんぱかった。

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2019年9月9日のニュース