貴景勝 大関復帰へ2連勝発進、白鵬休場で一人横綱の鶴竜は2連勝、大関・栃ノ心は2連敗

[ 2019年9月9日 17:54 ]

<秋場所2日目>碧山(右)を押し出しで破る貴景勝(撮影・久冨木 修) 
Photo By スポニチ

 大相撲秋場所2日目は9日、両国国技館で行われ、右膝の負傷により大関から陥落、大関復帰を懸けて2場所ぶりに復帰した関脇・貴景勝(23=千賀ノ浦部屋)は碧山(33=春日野部屋)を押し出し2連勝。大関復帰の条件となる10勝以上へ順調な序盤となった。

 横綱・白鵬(34=宮城野部屋)は右第5中手骨骨折で2場所ぶり13度目の休場となり、小結・阿炎(25=錣山)は不戦勝で1勝1敗。一人横綱となった2場所連続7度目の優勝を狙う横綱・鶴竜(34=井筒部屋)は北勝富士(27=八角部屋)をはたき込みで下し2連勝。初日に白鵬を下した北勝富士は、連日の金星はならず1勝1敗とした。

 大関陣では、豪栄道(33=境川部屋)は逸ノ城(26=湊部屋)を寄り切って2連勝としたが、栃ノ心(31=春日野)は朝乃山(25=高砂部屋)に敗れ2連敗となった。朝乃山は2連勝。

 関取最軽量、98キロの炎鵬(24=宮城野部屋)は147キロの明生(24=立浪部屋)を下手投げで下し2連勝。秋場所で三役返り咲きが期待される小結・遠藤(28=追手風)は友風(24=尾車)を押し出しで下し1勝1敗とした。

続きを表示

この記事のフォト

2019年9月9日のニュース