大坂なおみ 全米8強ならず…2連覇夢散 “苦手”ベンチッチにストレート負け

[ 2019年9月3日 02:41 ]

テニス全米オープン ( 2019年9月2日    ニューヨーク・ビリー・ジーン・キング・ナショナル・テニスセンター )

<全米オープン第8日 大坂なおみ・ベンチッチ>試合に敗れうなだれる大坂なおみ(撮影・小海途 良幹)
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 テニスの全米オープンは2日、女子シングルス4回戦が行われ、連覇を狙う第1シードの大坂なおみ(21=日清食品)が第13シードのベリンダ・ベンチッチ(22=スイス)と対戦。5―7、4―6でストレート負けを喫した。

 大坂はベンチッチと過去3度対戦し1勝2敗。今季は2度ツアーで対戦しているが、いずれもベンチッチが勝利。大坂は13年以来6年ぶりの勝利を狙ったが、相手の精度の高いショットに苦戦した。

 大坂サーブから始まった第1セット、いきなりブレークを許し2ゲームを連取される。今季2敗を喫してる相手に立ち上がりでつまづいたが、すぐさまブレークバック。パワーで上回り3ゲーム連取した。両者一歩も譲らず5―5に並ぶも、ストローク戦で攻める相手を止められず5-7で今大会初めて最初のセットを落としてしまう。

 第2セットは競り合う展開。だが、第5ゲームで会心のショットを跳ね返されブレークを許すと、痛みを訴えトレーナーを呼び一時中断。嫌な流れを止めることができず、ゲームカウント3-5と追い込まれた。背水の第9ゲームは粘ってキープに成功するも、第10ゲームでベンチッチがサービング・フォー・ザ・マッチをラブゲームで決め、大坂は4-6で敗戦。全米2連覇はならなかった。本大会はWOWOWで放送。

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