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FB山中亮平 転向で開花 国際レベルの嗅覚

[ 2019年9月2日 05:30 ]

最強ジャパン 桜戦士31人(3)―1 

FB転向で再浮上した山中
Photo By スポニチ

 早大時代は逸材として騒がれた。明大のSO田村も注目された世代で、同じように司令塔として名門に君臨。当時は「会話をしたことがなかった」が、代表で息の合ったプレーを見せている。

 社会人ではやや低迷した。11年、ヒゲ育毛剤がドーピング検査に抵触し、2年間の資格停止処分を受けた。1メートル88のテクニシャンは以後、失速。田村と違い、15年は代表入りを逃した。

 再浮上は、FBに転向した30歳の昨季だ。生かす側から生かされる側になり、新たな才能を開花させた。神戸製鋼の15季ぶりVに貢献。高校、大学、社会人で日本一になった希有(けう)な選手である。突破力、スペースを突く嗅覚は国際レベル。今季のスーパーラグビーに7試合出て、それを証明した。

 8月の米国戦。田村のパスを受け、鮮やかなトライを決めた。練習でも「同期なのでやりやすい」と2人で崩す形を見せる。センスの塊同士ならではの芸術的トライが、W杯で見られるかもしれない。

 ◆山中 亮平(やまなか・りょうへい)1988年(昭63)6月22日生まれ、大阪市出身の31歳。東海大仰星―早大を経て11年に神戸製鋼入り。高校、大学時代に日本一を経験。16年からサンウルブズでもプレー。代表13キャップ。1メートル88、95キロ。

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