女子13歳岡本V 五輪予選対象大会2連勝も「悔しい」

[ 2019年7月20日 05:30 ]

スケートボード・パーク 五輪予選対象大会第2戦、国際オープン ( 2019年7月19日    中国・南京 )

国際オープン女子パークで優勝した岡本の演技
Photo By 共同

 女子は13歳の岡本碧優(Proshop Bells)が50・00点で優勝するなど日本勢が表彰台を独占した。岡本は6月のデュー・ツアー(米国)に続く五輪予選対象大会2連勝。四十住さくら(和歌山・伊都中央高)が45・58点で2位、中村貴咲(木下グループ)が43・87点で3位に入った。男子で夏冬両五輪出場を目指す平野歩夢(木下グループ)は準決勝で49・65点の23位となり、決勝進出を逃した。

 岡本はデュー・ツアーに続き、ライバルたちを寄せ付けない圧勝だった。それでも滑りの内容には満足せず「少し悔しい」と飽くなき向上心を口にした。決勝は3回の試技で1回目に50・00をマーク。横1回転半や板を前後に入れ替える「バリアル」など得意技を抜群の安定度で決め、西川監督が「岡本が世界のスタンダードになっている」と言い切る貫禄を示した。

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2019年7月20日のニュース