三上 女子3メートル板飛び込み、日本勢初の5位入賞

[ 2019年7月20日 05:30 ]

水泳 世界選手権第8日 ( 2019年7月19日    韓国・光州 )

世界水泳女子3メートル飛び板飛び込み決勝 5本目に臨む三上(撮影・会津 智海)
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 自己ベストを更新する会心の演技で、三上が5位に入った。世界選手権の女子3メートル板飛び込みで日本勢初の入賞。「信じられない。ほとんど演技の記憶はない」と振り返った。決勝出場によりに東京五輪代表が正式決定。棄権すれば五輪切符は白紙となっていたため、試合前は「雨で階段が濡れていたので滑らないように慎重になった」とケガに細心の注意を払った。

 水際重視の採点傾向を考慮し、女子では世界でも数人しかできない高難易率の5154B(前宙返り2回半2回ひねりえび型)は封印。安田千万樹(ちまき)コーチ(48)は「5154Bが決まればメダルもあるかもしれない」と東京五輪を見据えた。三上は「まぐれと思われないようにコンスタントに順位をキープしたい」。1年後に向けて夢が膨らむ結果となった。

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2019年7月20日のニュース