内村航平、愛娘のダメ出しに苦笑い「一番厳しい」

＜「埼玉で開催！1年前イベント～Tokyo　2020　1Year　to　Go！～」＞トークショーを行う体操・内村（撮影・吉田　剛）
Photo By スポニチ

　体操男子の内村航平（30＝リンガーハット）が20日、埼玉県内でトークショーを行った。

　24日で20年東京五輪の開幕まで、ちょうど1年になる。4月の全日本選手権で予選落ちを喫する原因となった両肩痛は回復に向かっているが、「五輪に出られると自信を持っていうことはできない」と心境を吐露。その上で「絶対に出たいという気持ちがあれば必ず出られる。自分に自信を持つ、その気持ちだけで頑張ろうと思う」と闘志を高めた。

　トークショーでは2人の愛娘にも話題は及び、「（原動力に）かなりなっている。たまに文句も言われる。着地で失敗した時に“コケたね”とか平気で言われる。一番、厳しい」と苦笑い。09～16年に個人総合で世界大会8連覇のキングも、今は逆風の中にいる。「正確に言うと“元キング”です」と話した30歳は、復権と復帰戦の全日本シニア（8月30日）を見据え、来週から練習の強度を上げていく。