【玉ノ井親方 視点】焦って出足鈍くなった鶴竜

[ 2019年7月20日 09:00 ]

大相撲名古屋場所13日目 ( 2019年7月19日    ドルフィンズアリーナ )

はたき込みで鶴竜(右下)から金星を奪った友風(撮影・中村 与志隆)
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 鶴竜は何を焦ったのだろう。立ち合いで押し込んでいたのだから、慌てて前に出る必要はなかった。友風は突き押し相撲。しっかりまわしを引けば危なげなく勝てたはず。当たりが低かったのは良かったが、肝心の出足がなかった。押された友風にしてみれば、横綱の体が低い位置にあり、下がったところでちょうど間隔が空いたので、うまくはたくことができたという感じだっただろう。

 初顔との対戦は、相手の手の内が分からない上に、稽古と本番は全く感覚が違うから、意外に取りづらい。今場所は初日から連勝していたこともあり、余計に慎重になったのかもしれない。終盤戦での平幕相手の黒星は痛い。14日目の相手は、優勝経験のある御嶽海。一方の白鵬は相性のいい琴奨菊。14日目の取組で展開がガラリと変わる可能性もある。千秋楽まで目が離せなくなった。(元大関・栃東)

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