AS五輪種目、ウクライナに4戦全敗 乾、雪辱へ前向く

[ 2019年7月20日 05:30 ]

水泳 世界選手権第8日 ( 2019年7月19日    韓国・光州 )

ASチームFR決勝でポーズを決める日本チーム(撮影・会津 智海)
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 アーティスティックスイミング(AS)のチーム・フリールーティン(FR)決勝で、日本は93・3667点で4位に終わった。宿敵ウクライナに1・0000点及ばずチーム・テクニカルルーティン(TR)、デュエットのFRとTRを合わせ、五輪種目で4戦全敗。女子3メートル板飛び込み決勝で、三上紗也可(18=米子DC)は323・05点で5位に入った。水球男子1次リーグは、日本がブラジルを11―9で退け、決勝トーナメント進出を決めた。

 ライバルの背中がジワジワと遠くなる。日本は五輪種目を全て4位で終戦。銅メダルを争うウクライナに全敗した。15年カザン大会は3勝1敗、17年ブダペスト大会は1勝3敗としのぎを削ってきたが、完全に格付けが決まった形。世界選手権の五輪種目でメダルゼロは13年バルセロナ大会以来で、井村雅代ヘッドコーチ(68)在任中では初の屈辱だ。

 パワー重視の世界の流れが苦戦の要因。試合前から完敗を予想していた井村ヘッドコーチは「的を射た強化のために何かを持ち帰らないといけない」と異例のスタンド観戦を敢行した。プールサイドで演技を見ないのは78年の代表コーチ就任後は初。観衆に交じって出場全12組に熱視線を送り「日本はスピードと強引さが足りない。いい勉強になった」と振り返った。

 日本は世界選手権で初めてメダルを獲得できなかった09年ローマ大会から3大会連続で表彰台を逃した苦い過去がある。一度ついた序列を覆すのは容易ではない。乾は「格付けができてしまっているので、厳しい戦いになるが、必ず東京でリベンジする」と前を向いた。FRの曲テーマは「IYO!!~祝おう!~(東京は今日もお祭り騒ぎ)」。地元五輪でのメダルに黄信号がともり、陽気には騒げない状況に陥った。

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