男子は鈴木、女子は岩井明 埼玉栄勢がアベック優勝

[ 2019年7月20日 05:30 ]

スポニチ後援令和元年度関東高校ゴルフ選手権最終日 ( 2019年7月19日    長野県 軽井沢72G東C=男子6760ヤード、パー70、女子6384ヤード、パー72 )

関東高校ゴルフ男女個人優勝の鈴木(左)と岩井明                               
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 男子は鈴木隆太が通算6アンダーの134、女子は岩井明愛(ともに埼玉栄2年)が通算7アンダーの137で、アベック優勝を飾った。男子は初日トップだった中村勇貴(千葉・拓大紅陵3年)を逆転、女子は六車日那乃(千葉・麗沢2年)との一騎打ちを制した。シード選手を含む男子上位43人、女子36人が来月の全国大会(茨城・セントラルGC)に進出した。

 男子は、最終18番ホールも2メートルの上りを読み切り、逆転Vを果たした鈴木は「一つ一つのプレーに集中してできた」とはにかんだ。千葉県野田市出身で5歳から競技を始めた。身長は1メートル75と昨年より3センチ伸び、ドライバーの飛距離も10ヤード伸びて280ヤードと成長した。昨年の関東ジュニアで4位に入って以降、成績は振るわなかったが、1打差で2位に終わった昨年の雪辱。進学志望で「大学卒業後はプロになりたい」と夢を語った。

 女子で優勝した岩井明は1番ホールでバーディーを奪い「勢いに乗れた」と振り返った。今年の春季全国大会も優勝。「精神的な面で安定してできた」と女王の風格を見せた。埼玉県川島町出身で、双子の妹・千怜とともにプロのトーナメントにも参加している。「妹はコントロール重視だが、私はガンガン攻める」とプレーの違いを明かし「8月の全国大会も、日本ジュニアも優勝したい」とプレー通り強気な姿勢を見せた。

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2019年7月20日のニュース