男子100メートル 小池祐貴10秒09で決勝へ「ストップ・ザ・サニブラ」1番手に名乗り

[ 2019年6月28日 05:30 ]

陸上 日本選手権第1日 ( 2019年6月27日    福岡・博多の森陸上競技場 )

10秒09の1組1着でゴールする小池祐貴(右から2人目)。右端は10秒22で2着の桐生祥秀
Photo By 共同

 小池祐貴(24=住友電工)が「ストップ・ザ・サニブラ」の1番手に名乗りを上げた。桐生、飯塚らを抑えて、準決勝1組をトップ通過。10秒09の好記録をマークした。

 「スタートで顔を上げたときには赤いユニホーム(桐生)が隣にいたなと感じただけで、どこで抜いたかは分からなかった」

 いつも心掛ける「自分のレーンに集中すること」を実践。高校でも大学でも、同学年の桐生にことごとく敗れてきたが、これまでのうっぷんを晴らすように、この準決勝では序盤からちぎった。「もう一つ状態が上がるかなという想定。この状態でこのタイムは自信になる」

 この2年で自己記録を0秒28更新し、今季は日本歴代7位の10秒04をマークした。この勢いは止まりそうにない。

続きを表示

2019年6月28日のニュース