ウィザーズがレイカーズから3選手を獲得 レ軍はデービスに続いてさらなる大物獲得へ

[ 2019年6月28日 12:52 ]

ペリカンズからレイカーズにトレードされたデービス(AP)
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 ドラフトで八村塁(21)を全体9番目で指名したウィザーズが27日、レイカーズを含めた3チーム間のトレードを成立させた。レイカーズはペリカンズの主力フォワード、アンソニー・デービス(26)をトレードで獲得していたが、さらにFAの大物選手を迎えるためにはサラリーキャップ枠の調整が必要。その“資金調達”の一環として、今季ルーキーとしてプレーしたモーリッツ・ワグナー(22=2メートル11、111キロ)、アイザック・ボンガ(19=2メートル3、82キロ)、ジェメリオ・ジョーンズ(24=1メートル96、91キロ)のフォワード3選手と22年のドラフト2巡目指名権をウィザーズに放出し、ウィザーズはペリカンズに対して金銭を譲渡した。

 ウィザーズにやって来るミシガン大出身のワグナーは18年ドラフトで1巡目、全体25番目に指名された選手でセンターも兼務。フォワード登録ながらポイントガードとして起用されていたボンガは18年ドラフトの2巡目、全体39番目に指名された選手で、ウィザーズは主力ガードのジョン・ウォール(28)がアキレス腱の断裂で当分の間、戦列に加われないため、八村は今季22試合に出場しているボンガとコンビを組む可能性が出てきた。

 レイカーズの一員となったデービスはトレード要員になったことで得る400万ドル(約4億3000万円)のボーナスの受け取りを辞退。補強資金に回すように申し出た。レイカーズはこのトレードでサラリー総額3200万ドル(約34億6000万円)分の“余裕”を確保。今後はファイナルMVPとなったラプターズのカワイ・レナード(27)の獲得か、デビューから2シーズン、レイカーズでプレーしたあとネッツに放出されていたディアンジェロ・ラッセル(23)の「出戻り復帰」に向けて動くものと見られている。 

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