大関復帰の栃ノ心 カド番・貴景勝へ助言「若いからちゃんと治したら勝てる」

[ 2019年6月28日 18:01 ]

春日野部屋で碧山(左)、栃煌山(右)と計17番の申し合いをした栃ノ心
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 大相撲名古屋場所(7月7日初日、ドルフィンズアリーナ)で大関に復帰する栃ノ心(31=春日野部屋)が28日、愛知県春日井市の部屋で兄弟弟子の栃煌山(32)、碧山(33)と計17番の申し合いを行い、2度の4連勝を含む12勝5敗と気を吐いた。右膝のケガから春場所で2場所連続負け越しによる関脇転落、夏場所の10勝で大関復帰した経験を踏まえ、同じ右膝のケガからのカド番場所での進退が注目される大関・貴景勝(22=千賀ノ浦部屋)に対して「休まないと治らないと思う。若いからちゃんと治したら勝てるようになるでしょう」と持論を展開した。

 貴景勝とは春場所千秋楽で運命の一番を迎えた。7勝7敗の栃ノ心が勝てば大関残留、負ければ転落。一方の貴景勝は勝てば昇進目安の2ケタ10勝に到達するため、勝った方が大関という入れ替え戦だった。

 取組時間3秒1。一気の押し出しで敗れた栃ノ心だが、ケガによる患部の痛み以上のダメージを味わったこともあり、「気にしすぎると相撲を取れなくなる。怖くて」とその胸中を思いやる。

 加えて「ケガをするまでケガした人の気持ちは分からなかった。部屋の若い衆とかの稽古を見てて“危ない”と分かるようになったのは経験したからこそ」とケガの功名も強調する。

 相撲を始めるまで母国ジョージアでは柔道で活躍した。「自分にとってスポーツが人生。力士をやめたらスポーツ人生が終わる」とするからこそ、関脇転落しても翌場所10勝すれば大関復帰できる特例を目指すことも視野に、完治の重要性を説いた。一方、自身の右膝については「これくらいなら“ありがとう”という状態」と自己解説した。

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