谷川航、個人総合で跳馬の大技投入へ「使っていきたい」

[ 2019年6月28日 08:47 ]

ユニバーシアードへの出発を前に取材に応じた谷川航、弟の翔、萱(右から)
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 7月3日に開幕するユニバーシアード(イタリア・ナポリ)の体操男子日本代表、谷川航(セントラルスポーツ)、弟の翔(順大)、萱和磨(セントラルスポーツ)が28日、出発前に取材に応じた。

 谷川航は22、23日の全日本種目別選手権の跳馬でDスコア6・0点の「リ・セグァン2」に成功。まだ個人総合での構成に入れたことはないが、「コンディションが合えば使っていきたい」と個人総合での大技投入に意欲を見せ、世界選手権(10月、ドイツ)に向けて「勢いをつけていきたい」と闘志を高めた。

 谷川翔は右手首に不安を抱えていたため、全日本種目別の決勝は回避。「演技できなくはない。しっかりケアしてもらって、頑張りすぎずに試合に合わせたい」とし、「ユニバーシアードでいい演技をして、自信をつけて世界選手権につなげられればいい」と力を込める。萱は「ユニバーシアードに合わせるくらいの気持ちでやってきた。Dスコアを上げた構成をしっかり試したい」と話していた。

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2019年6月28日のニュース