ラグビーW杯チケットは金屏風&武者絵 3種類ランダム送付の“ガチャガチャ”要素も

[ 2019年6月17日 17:10 ]

ラグビーW杯で使用される3種のチケットデザイン
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 ラグビーW杯日本大会チケットデザイン発表会が17日、東京都港区で行われた。「伝統と革新」をコンセプトに、日本ならではの和紙をモチーフにした柄を表面に採用。大会のブランドカラーである青、赤、紫のイメージグラフィックをベースに、3種のイラストを日本古来の武者絵で表現している。背景には金屏風を用い、日本のみならずアジア初開催の祭典を記念したユニークなデザインとなっている。

 このチケットは7月下旬以降の配送開始を予定。3種のチケットは購入時に選択はできず、ランダムで印刷、発送される“ガチャガチャ”の要素もあり、開封時のお楽しみとなっている。イベントに出席した大会アンバサダーの広瀬俊朗氏(37)はチケットについて「力強さがある。金色で華やか」と表現。チケットには特別感と格調高さを持ったオリジナルウォレットとともに発送される。

 9つのデザイン案から、斬新さを持つ同デザインが選ばれた。デザイナーなどは非公表。武者絵は浮世絵の一つの技法であるため、特定の戦国武将などのモデルはいないという。会場への入場認証はチケットのQRコードを読み取って行われる。

 大会組織委員会の嶋津昭・事務総長によると、チケット総数は180万枚で、既に140万枚が売れたという。残りの40万枚は8月の第4次一般販売で販売される。

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