愛、憧れ藍さん冠大会で感激V「自分が一番びっくり」祝福ハグに歓喜

[ 2019年6月17日 05:30 ]

女子ゴルフツアー 宮里藍 サントリー・レディース最終日 ( 2019年6月16日    兵庫県 六甲国際GC=6511ヤード、パー72 )

大会アンバサダーの宮里藍さんと二人で優勝トロフィー掲げる鈴木愛
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 愛が藍の大会で今季2勝目を飾った。第3ラウンドの残りと最終ラウンドが行われ、鈴木愛(25=セールスフォース)が通算12アンダーで3月のヨコハマタイヤPRGRレディース以来となるツアー通算11勝目を挙げた。10ホールを消化した第3ラウンドで単独首位に浮上。最終ラウンドではバックナインでスコアを伸ばし70をマーク、ゴルフを始めたきっかけの宮里藍さんと優勝トロフィーを掲げた。1打差2位に比嘉真美子(25=TOYO TIRES)が入った。

 4月から悩まされる左足首の痛みは出るし、ショットは曲がる。チャンスにつけられず、第3ラウンドの残り10ホールと、最終ラウンドの前半はパープレー。だが、10番で鈴木はキャディーに言った。

 「そろそろギアを入れ直します」

 一昨年の賞金女王は13番パー4で第2打をピンそばに寄せてバーディー。15番は4メートルのバーディーパットを入れた。しかし、左端にピンが切られた16番パー3は第1打が右に曲がり、カラー付近へ。12メートルのラインは5メートルが上りのフックで、7メートルが下りのスライス。解説の宮里さんいわく「10回打って1回寄るかどうか」。それほど難解なラインをパットの名手は完璧に読み、20センチに寄せた。ボギーのピンチをしのぎ、1打差で逃げ切った。

 「最後のハーフにかけようと思っていた。パットに助けられた」

 10歳の時、家族で15年前の今大会をテレビで観戦した。優勝トロフィーを掲げていたのは18歳の宮里さん。その姿に憧れ、クラブを握るようになった。「ゴルフをするきっかけになった方。まさか宮里藍さんの冠の大会で優勝できるなんて。自分が一番びっくり」。ハグで祝福され、喜びは倍増した。

 全米女子オープン(22位)を経て、4週ぶりに出場の日本ツアーで今季2勝目を挙げ、賞金ランキング4位に浮上。既に出場権のある米メジャーのエビアン選手権(7月25日開幕)に加え、今月末の賞金上位5人などに与えられるAIG全英女子オープン(8月1日)の出場も見えてきた。何より、「年下に負けてるようじゃダメだという気持ちがまた出てきた」と強気な姿勢が戻ったのは大きい。女王奪還のターニングポイントとなりそうな勝利だった。

 【勝者のクラブ】▼1W=ピン・G410LST(ロフト角10・5度、シャフトの長さ45・5インチ、硬さS)▼3、7W=同・G410(14・5、20・5度)▼4、5U=同・G400(22、26度)▼6I~PW=同・i210▼ウエッジ=同・グライド2・0(50、54、58度)▼パター=同・ヴォルトアンサー2(ピン型)▼ボール=タイトリスト・プロV1x

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