貴景勝“栄誉の紫”母校から化粧まわし「恥じない相撲を」

[ 2019年5月12日 05:30 ]

母校の埼玉栄高から化粧まわしを贈呈された貴景勝(右)と同校相撲部の山田道紀監督
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 大相撲夏場所は12日、東京・両国国技館で初日を迎える。新大関・貴景勝(22=千賀ノ浦部屋)は11日、国技館で安全を祈願する土俵祭りに出席後、母校・埼玉栄高を訪問。大関以上の力士だけが馬れん(下飾り)に使用できる紫色の化粧まわしを贈呈され「本当に格好いい。自分の好きな色で作っていただいて。恥じない相撲を取らないと」と気を引き締めた。

 今場所は付け人に同じ二所ノ関一門から大嶽部屋の幕下・納谷(19)が加わることが判明。元横綱・大鵬の孫の納谷は、母校の3学年後輩で自身が高校1年の時、埼玉栄中に入学してきた。後輩を従えて臨む15日間へ「後輩たちに背中で見せられるように一生懸命やる。先輩たちに背中で教えてもらったことをやっていけたら」と自覚をにじませた。

 得意の突き押しに加えて、新たな武器を手に入れた。まわしを取られた時など劣勢に回る展開を想定し、もろ差しからの攻撃パターンを用意。稽古場で試しながら体に染み込ませ、「突き押しの中にもいろいろな種類がある。両方差すにしても速攻を意識したい」と力を込めた。

 双葉山、白鵬ら、後の大横綱が成し遂げた昭和以降7人目の新大関優勝を期待される。母校・相撲部の山田道紀監督は「今場所は環境が変わって一番きついでしょう」と愛弟子をおもんぱかりつつ、「負けても勝ってもあの子らしい相撲を取ってほしい」とエール。そんな恩師の心配をよそに、22歳の若武者は「新大関とか変な意識を持たず、先場所のように伸び伸びやりたい」と自然体を強調した。

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