白鵬の母、モンゴル国籍離脱理解「寂しいとは思わない」

[ 2019年5月12日 05:30 ]

12日初日大相撲夏場所 ( 両国国技館 )

取材に応じる白鵬の母親タミルさん
Photo By 共同

 横綱・白鵬(34=宮城野部屋)の母タミルさん(71)が11日までにモンゴル・ウランバートルで取材に応じ、白鵬が日本国籍取得へ向けモンゴル国籍離脱を申請したことについて「(人生で)相撲を選び、自分の世界で頑張っている。その上での選択」と決断に理解を示した。

 外国出身力士が親方になるには日本国籍が必要。タミルさんは「人は自分がやれることを続けていくことが大切だ」と相撲界に貢献し続けることを願った。モンゴル国籍を離脱したとしても「多くの日本のファンに愛されており寂しいとは思わない」と言い切った。

 春場所の優勝インタビューの最後に三本締めをし、日本相撲協会からけん責処分を受けたことには「どこにでもルールがある」と息子の行いを戒めた。

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2019年5月12日のニュース