リーチ・マイケル 主将就任時に起こったミラクル…堀江のジョークが日本を変えた!?

[ 2019年11月12日 18:00 ]

リーチ・マイケル
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 前ラグビー日本代表キャプテンで俳優の廣瀬俊朗(38)が11日、TBS系「1番だけが知っている」(後10・00)に出演。現ラグビー日本代表キャプテンを務めるリーチ・マイケル(31)のキャプテンシーについて語った。

 リーチは2014年、廣瀬から日本代表のキャプテンを引き継ぐことに。最初はキャプテン経験の少なさ、さらに日本生まれでないことに引け目を感じていたリーチ。しかし、周囲の熱意に背中を押され、受け入れる決意をした。

 ただ、リーチのやる気とは裏腹に、当時の日本代表は一体感が感じられなかった。その理由はモチベーションの欠如。何のために勝つのか、その目的を完全に見失っていたのだ。

 キャプテンの交代後、各ポジションの主要メンバーが集まり、チームの今後について話し合った。そこでフッカー・堀江翔太の発した「なんか俺たち、ちやほやされたくない?」という冗談ともつかない言葉。これが大きな潮流を生み出した。

 前回W杯前の“ラグビー”は人気があるとはいえず、メディアの反応も薄かった。堀江の発言をきっかけに「自分たちに注目が集まれば日本でもラグビー人気が高まるはず」との思いが生まれ、自分たちの存在意義を考えるまでに。そしてリーチたちが導き出した「憧れの存在になる」との目標に向かって突き進むこととなった。

 「憧れの存在になるために“勝つ”」と誓い、臨んだ2015年W杯イングランド大会。初戦でぶつかったのは、当時世界ランク3位の強豪・南アフリカだった。

 日本は前評判をくつがえす健闘を見せ、終了間際で29-32と3点のビハインド。しかも南アが反則を犯し、ラストワンプレイが日本となった。ここでの日本の選択肢は“キックで確実に3点を取る”もしくは“スクラムを選択し、トライで5点を狙う”の2つ。スクラムを選ぶと無得点で終わる可能性が高く、かなりリスキーな選択といえた。

 当時のエディーHCは安全重視で、引き分け狙いの“キック”を選択したが、リーチは逆転勝利を狙い“スクラム”を選択。「強豪に勝てなければ“憧れの存在”にはなれない」、そう思っていたリーチに迷いはなかった。そして世界を震撼させた、ヘスケスの逆転トライ。日本のラグビー熱が一気に高まった、歴史的快挙だった。

 しかし結局、15年イングランド大会では惜しくも予選敗退。その悔しさを胸に臨んだ4年後の“日本大会”で悲願の8強入りを果たした。日本中が沸き上がり、メディアが連日報道し、ラグビー人気が本物と言われる状況に。リーチが追い求めていた「憧れの存在」…その目標へ名実ともにたどり着いた瞬間だった。

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2019年5月12日のニュース