A東京がBリーグ連覇!代表コンビ馬場&田中、W杯へ弾み

[ 2019年5月12日 05:30 ]

Bリーグ・チャンピオンシップ決勝   A東京71―67千葉 ( 2019年5月11日    横浜アリーナ )

バスケットボール男子Bリーグで2連覇を果たし、喜ぶA東京の選手たち
Photo By 共同

 1万2972人の観衆を集めた一発勝負のファイナルで、A東京(東地区3位)が千葉(東地区1位)を71―67で振り切り、2連覇を達成して優勝賞金5000万円を獲得した。日本代表の馬場雄大(23)が12得点12リバウンドの活躍。レギュラーシーズンで60試合中1試合しかなかった日本代表の田中大貴(27)との同時先発でゲームをコントロールし、チャンピオンシップ(CS)のMVPに輝いた。

 終了のブザーが鳴ると、馬場は真っ先にパビチェビッチ監督と抱擁を交わした。喜びをかみしめると、コートになだれ込んできた控え選手たちと体をぶつけ合い喜びを爆発。3季目のBリーグで初の連覇に貢献し「気持ちの勝負になるので、僕が体現しようと思っていた。技術ではなく気持ちで勝ち取った優勝」と胸を張った。

 馬場は主に6番手で起用されるため、今季レギュラーシーズンの先発は60試合中12試合だけ。だが、シーズン終盤に田中が左太腿裏痛を発症した影響で、CSは準々決勝からの全試合に先発した。決勝では昨年11月24日の京都戦以来、今季2度目となる田中との同時先発。第1Qに流れを引き寄せるダンクをお見舞いするなど、12得点12リバウンドと躍動した。

 身長1メートル98。日本代表ではスモールフォワードに入ることが多いが、A東京ではガードとしてプレーする。近い将来の海外移籍を目指して英語で日記をつける努力家は「NBAでプレーするならサイズ的にガードになる」と歓迎。日本代表のラマス監督の視察する前で、激しい守備や広い視野など、ガードらしい動きを披露した。

 左太腿裏痛の癒えた田中も3本の3点シュートを決めるなどチーム最多16得点を記録。レギュラーシーズンで1勝5敗と負け越した千葉に大一番で勝利し「苦しいシーズンだったけど、最後に優勝で終わることができてうれしい」と笑顔を見せた。馬場、田中ともに今夏のW杯中国大会、来夏の東京五輪に出場する日本代表の主力候補。「この夏は日本代表にとって凄く大事」と口をそろえた。A東京が誇る2人のアウトサイドプレーヤーがBリーグ連覇で弾みをつけて“勝負の夏”に向かう。

 ◆馬場 雄大(ばば・ゆうだい)1995年(平7)11月7日生まれ、富山県出身の23歳。富山第一高を経て筑波大在学中の17年にA東京入り。同年の東アジア選手権で日本代表デビューを果たした。父・敏春氏もバスケットボールの元日本代表選手。1メートル98、90キロ。

 ◆田中 大貴(たなか・だいき)1991年(平3)9月3日生まれ、長崎県出身の27歳。長崎西高―東海大を経て、14年にA東京入り。12年に日本代表に初選出されている。「プリンス」の愛称を持つ。1メートル92、93キロ。

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