川内優輝ホロ苦“独身ラストラン” 仙台ハーフマラソン14位

[ 2019年5月12日 13:47 ]

男子14位でフィニッシュしたプロランナーの川内優輝
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 仙台ハーフマラソンは12日、弘進ゴムアスリートパーク仙台発着で行われ、プロランナーの川内優輝(32=あいおいニッセイ同和損保)は1時間4分27秒で日本人12位となる14位に終わった。

 今月5日のバンクーバー・マラソンンから疲労が抜け切らず、序盤から先頭集団についていけず、目標の1時間3分台に届かなかった。8年連続で特別招待選手として臨んだものの「市民ランナーの方に負けそうでギリ勝った。市民ランナーのレベルも上がっているので、しっかり勝たないと…」と猛省しきりだった。

 MGC(グランドチャンピオンシップ)の出場権を獲得している川内だが、代表入りが確実な世界選手権(9月27日開幕、ドーハ)の道を選択する。灼熱のドーハでのレースを見据え「今回も日差しは強かったけど、言い訳にはならない。これが暑いと言っていたら…。ドーハは10度以上も暑い」と力説した。

 婚約者の水口侑子さん(33)と今月に婚姻届を提出するため、今回が“独身ラストラン”。一般ランナーから「結婚おめでとう」と祝福される場面もあったが、32年続いた独身生活をホロ苦い結果で終えることになってしまった。バンクーバー・マラソンは夫婦でアベックVを達成しただけに「苦しい時のモチベーションになる。今の気持ちを忘れない」と強調。挙式は18日の予定で「結婚式が終わったら頑張ります。スピード不足なのでスピードを上げていかないと!」と切り替えていた。

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2019年5月12日のニュース