世界女王・須崎優衣 復帰戦Vも悔し涙「理想や評価に実力が追いついていない」

[ 2019年4月3日 14:35 ]

レスリング女子 ジュニア・クイーンズカップ最終日 ( 2019年4月3日    東京・駒沢体育館 )

復帰戦で優勝し、大会MVPに選ばれた須崎優衣(左)(撮影・中出 健太郎)
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 ジュニア50キロ級に出場した同級世界女王の須崎優衣(19=早大)が復帰戦を優勝で飾った。第1日の2回戦と準々決勝、この日の準決勝と3試合連続テクニカルフォール勝ち。吉元玲美奈(至学館大)との決勝は攻めあぐねて第1ピリオドを0―1とリードされたが、攻め続けた第2ピリオドに立て続けに相手のパッシブ(消極的)を引き出し、2―1で逆転勝ちした。この大会のジュニアの部では48キロ級時代も含めて3年連続優勝となり、大会MVPにも選ばれた。

 昨年10月の世界選手権で2連覇を達成も同11月の練習中に左ひじを負傷し、脱臼とじん帯断裂により12月の全日本選手権を欠場。今回が半年ぶりの復帰戦だった。試合後は「いい点も反省点も見つけられた。この大会に出てよかった」と振り返りながらも、次第に涙目になり「決勝はレスリングをやってきて初めてプレッシャーを感じて苦しんだ。涙?悔しさから出る涙です。自分の攻めのレスリングができなかった。世界選手権の自分と比べて、自分の理想や周囲の評価に実力が追いついていない部分がまだまだある」と声を震わせた。

 負傷後は右手だけで練習を重ねて右から崩せるようになり、2月からはスパーリングも開始。左ひじに違和感はないという。2020年東京五輪の出場枠が懸かる世界選手権(9月、カザフスタン・スタナ)の代表選考会を兼ねた6月の全日本選抜選手権へ向け、「こんな思いはしたくないので、この2カ月間死ぬ気で頑張って、6月は自分のいいレスリングで勝って笑って帰りたい」と決意を口にした。

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