貴景勝の高校時代のライバル 白石 玉ノ井部屋入門「自分もやってみたいと思った」

[ 2019年4月3日 19:49 ]

玉ノ井部屋に入門した白石と玉ノ井親方様(左)
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 大関・貴景勝の高校時代のライバルで昨年の全日本選手権で8位に入り、三段目最下位格付け出し資格を得た東洋大出身の白石雅仁(22)が3日、玉ノ井部屋に入門した。白石は専大松戸高時代に高校総体(インターハイ)で貴景勝に勝った経験があり、同大会で2位2回、3位1回の好成績を収めている。

 「(貴景勝に)勝ったのは1回だけ。それ以外は結構負けている。その頃から左からのいなしに力があった」と振り返る。国体でも個人戦で優勝するなど活躍し、高校を卒業する際には相撲部屋からの勧誘も受けた。だが「プロは考えもしなかった。高校は個人戦に力を入れていたので、大学では団体戦で優勝したかった」と有力選手が集まる東洋大に進学。目標通り大学では2年から学生選手権(インカレ)で3連覇。4年時には、東日本学生選手権個人戦でも優勝した。

 それでもプロになることは頭になく、一時は就職活動も行った。しかし、次第に「自分の得意なものを生かしたいと思うようになった」と心境に変化が芽生える。小学5年の時から通っていた相撲道場「葛飾白鳥相撲教室」の先輩には千代大龍や英乃海、翔猿といった現役力士がおり、同学年の貴景勝、阿武咲も大相撲の土俵で活躍。「自分もやってみたいと思った」とプロ入りを決意し、以前から誘いを受けていた玉ノ井親方(元大関・栃東)に弟子入りした。

 「大学の先輩の御嶽海関や若隆景関のように早く関取になりたい。目標は1年以内に関取になることです」と決意を語る。大学の同期には2日のヤクルト戦で好投したDeNAのドラフト1位、上茶谷投手がおり「向こうはずっと(格)上ですけど、2人で早くテレビ番組で共演できるようになればいいねと話していました」と友人の活躍にも刺激を受けている。

 新弟子検査に合格すれば5月の夏場所でデビューする。持ち味は、阿炎のような回転のいい突っ張り。「もっと体重を増やしたい。あと10キロ、20キロはほしい」と話すように1メートル80、127キロのサイズがさらに大きくなれば突っ張りの威力も数段アップしそうだ。師匠の玉ノ井親方も「まずはしっかり体をつくることから始めないといけない」と手綱を締めていた。
  

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