17歳戸塚 男子HP予選1位通過、悪天候も高得点出た

[ 2019年2月8日 05:30 ]

スノーボード 世界選手権 ( 2019年2月6日    米ユタ州パークシティー )

スノーボードの世界選手権ハーフパイプ男子で予選を1位通過した戸塚
Photo By ゲッティ=共同

 ハーフパイプ(HP)の予選が行われ、男子は平昌五輪代表で17歳の戸塚優斗(ヨネックス)が1位通過した。21歳の穴井一光(玉越ク)と女子で平昌五輪代表の今井胡桃(プリオコーポレーション)も8日の決勝に進出した。戸塚は86・50点を挙げ、穴井は75・25点で6位通過。平昌五輪代表の片山来夢(バートン)は12位、16歳の平野流佳(ムラサキスポーツ)は13位で、上位10人による決勝に進めなかった。今井は73・50点で7位に入り、上位8人による決勝に残った。ともに平昌五輪代表の大江光(バートン)は14位、松本遥奈(クルーズ)は16位で敗退した。

 不規則に吹く突風に多くの選手が悩む中、悠々とトップ通過した。戸塚は1回目に技の難易度を少し落としながら完成度高くまとめ、86・50点。悪条件の中では十分な高得点で「うまく合わせられたかなという感じ」と涼しい表情だった。決勝は、この日は見せなかった縦2回転、横4回転の大技「ダブルコーク1440」も繰り出す予定。日本チームの青野令コーチが現役時代の09年大会で達成して以来、日本勢史上2人目となる世界一を狙う。

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2019年2月8日のニュース