錦織が無念の途中棄権、ジョコとの準々決勝で…全豪OP4強進出ならず

[ 2019年1月23日 18:38 ]

第1セットを終え、第2セットに入る前にトレーナーに措置を受ける錦織圭(AP)
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 テニスの全豪オープン第10日が23日、オーストラリア・メルボルンで行われ、男子シングルス第8シードで世界ランキング9位の錦織圭(29=日清食品)が、第1シードで同1位のノバク・ジョコビッチ(31=セルビア)と準々決勝で対戦。第1セットを1―6で落とし、迎えた第2セット途中で棄権した。

 錦織は第1セット、第2、第6ゲームをブレークされるなど1―6で落とした。その後メディカル・タイムアウトを取って右足のケアを行った。だが、第2セットも第3、第5ゲームをブレークされ、1―4となったところで無念の棄権となった。

 21日の4回戦では第23シードのカレノブスタを5時間5分の死闘の末に撃破。ここまで4試合中3試合が最終第5セットまでもつれており、4試合の合計時間は13時間47分。9時間44分のジョコビッチの1・5倍近くもプレーした。前日は屋外での調整を回避して回復メニューに専念したが、これまでの疲労で果敢にボールを追うことができなかった。

 ジョコビッチは準決勝で第28シードで世界ランキング31位のリュカ・プイユ(24=フランス)と対戦する。

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