【玉ノ井親方 視点】高安、腰高でも攻め続けたことが勝因

[ 2019年1月23日 09:00 ]

大相撲初場所10日目   ○高安-高景勝● ( 2019年1月22日    両国国技館 )

はたきこみで貴景勝(左)を破る高安(撮影・西海健太郎)
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 今場所、なかなか調子の上がらない高安が貴景勝を破った。かち上げ気味に当たって、相手が突いてくるところを下からはね上げながら応戦。最後は身長差を生かし両手を相手の後頭部に当て、引っ張り込むようにはたいた。勝因は立ち合いで相手の出足を止めたこと。相変わらず腰高だったが安易に引かずに攻め続けたのが良かった。

 対する貴景勝はいつものように一気に前に出ていかなかった。高安に差されたくないから、相手を少し見ながら押し込む感じだった。高安は腰が重く、残り腰もある。警戒した分だけ足が出なかったのかもしれない。ただ、押し込んでいたのは大関よりも貴景勝。相撲内容は悪くなかった。新関脇で迎えた今場所の一番の目標は勝ち越し。惜しい結果になったが、必要以上に気にする必要はない。 (元大関・栃東)

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