豪風引退 14年秋場所、35歳2ヶ月で戦後最年長の新関脇

[ 2019年1月23日 05:30 ]

大相撲初場所10日目 ( 2019年1月22日    両国国技館 )

9日目、若元春(左)に押し出しで敗れた豪風。現役最後の相撲となった(撮影・久冨木 修)
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 元関脇で39歳の東十両12枚目・豪風が22日、現役を引退した。日本相撲協会の理事会で年寄「押尾川」襲名を承認され、今後は尾車部屋付きの親方として後進の指導に当たる。9日目に負け越しが決まり、十両残留に後がない状況だった。23日に会見する。

 豪風はこの日午前、都内の尾車部屋で「悔いは一つもない。悩んだが、力士として自分なりの潔さを出したつもり。長くやった分、多くの方に見ていただけた」と17年に及んだ現役生活を振り返った。

 秋田・金足農から中大に進み、01年に学生横綱。02年夏場所にデビューし、14年名古屋場所では日馬富士を破り35歳1カ月で初金星。続く秋場所では35歳2カ月で戦後最年長の新関脇となった。幕内在位86場所は歴代10位、幕内出場1257回は同8位だった。

 1メートル72と小柄ながら長く活躍できたのは、徹底した自己管理があったから。巡業先では各地でジムを探して鍛え新鮮な食材を取ることを心がけた。初土俵から100場所目、存在感のある力士がまた一人、土俵から去った。

 ▼八角理事長(元横綱・北勝海) 豪風はよくやった。相撲への姿勢も良く、鍛えているからケガを(あまり)しなかった。体や膝の鍛え方など、知識を教えていってほしい。

 ▼尾車親方(元大関・琴風) 昨夜(21日夜)電話があった。「それでいいじゃないか。しがみついても仕方ないから」と言った。100場所で98場所関取をやった。そんな力士はいないよ。(豪風の師匠)

 ▼嘉風 (日体大時代)部屋を選ぶ時に誘ってもらった。若いころから稽古をつけてもらった。お疲れさまでした。(同じ学生相撲出身で豪風の2学年下の弟弟子)

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