桐蔭学園 SO津田“足技”さえた!プレースキック8本全て決めた

[ 2019年1月4日 10:15 ]

第98回全国高校ラグビー大会第5日・準々決勝   桐蔭学園44-29天理 ( 2019年1月3日    東大阪市・花園ラグビー場 )

<天理・桐蔭学園>前半28分、再び逆転となるコンバージョンを決める桐蔭学園・津田(撮影・北條 貴史)  
Photo By スポニチ

 桐蔭学園(神奈川)は天理の攻撃に苦しめられながらも、Aシードの面目躍如となる4強。藤原秀之監督は「彼の勝利と言っても過言ではない。10番の役割を果たしてくれた」とSO津田(3年)を絶賛した。

 強い北風が吹き続ける中、プレースキックは8本全て成功。5トライずつを取り合う乱打戦で効いた。だが最も大きかったのは、風上に立った後半開始直後の蹴り合い。相手が取りづらい低い弾道のキックをピッチに転がし、ゴール前でタッチを切る絶妙なコントロール。相手ラインアウトから再開された後、カウンター攻撃でWTB佐々木(3年)のトライにつなげた。後半8分にも同じパターンから追加のトライ。津田は「特に後半は思い通りに蹴れた。PG、コンバージョンも全て決められたので良かった」と話した。

続きを表示

2019年1月4日のニュース