天理“兄貴分”の進撃に続けず…悔しい逆転負け

[ 2019年1月4日 10:16 ]

第98回全国高校ラグビー大会第5日・準々決勝   桐蔭学園44-29天理 ( 2019年1月3日    東大阪市・花園ラグビー場 )

<桐蔭学園・天理>桐蔭学園の堅い守りに阻まれる天理・豊田(撮影・大森 寛明)
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 天理(奈良)は桐蔭学園に逆転負けし兄貴分の天理大に続くことができなかった。0―3の前半4分。相手にぎりぎりまで接近してから平行にパスを通す看板のフラットパスからSH山脇が抜け出し逆転トライ。7分にもNo・8照井主将が左にトライを決めた。序盤の主導権を握ったものの、じわじわと追い立てられ、1点ビハインドで後半へ。後半は2トライを奪ったが、14大会ぶりの4強入りを逃した。

 前日2日の大学選手権準決勝は宿舎で観戦。照井主将はセットプレーの強さ、体を張る守りで帝京大に思うようなプレーをさせなかった天理大の奮闘に「勇気をもらって(自分たちも)絶対に勝とうと思ったが…」と悔しい敗戦に涙を流した。松隈孝照監督も「天理大に続きたかったがまだまだでした」と残念そうだった。

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2019年1月4日のニュース