錦織 ディミトロフに雪辱4強「世界トップ5いきたい」

[ 2019年1月4日 05:30 ]

テニス ブリスベン国際 ( 2019年1月3日    オーストラリア・ブリスベン )

ブリスベン国際男子シングルス準々決勝でディミトロフに勝利し、ガッツポーズする錦織
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 男子シングルス準々決勝で第2シードの錦織圭(日清食品)は第6シードのグリゴル・ディミトロフ(ブルガリア)を7―5、7―5で下し、4強入りを果たした。内山靖崇(北日本物産)はジェレミー・シャルディー(フランス)に4―6、6―3、6―7で敗れた。準決勝で錦織とシャルディーが対戦する。女子シングルス準々決勝では第2シードの大坂なおみ(日清食品)が第8シードのアナスタシヤ・セバストワ(ラトビア)に3―6、6―0、6―4で逆転勝ちし、準決勝に進んだ。

 錦織は万全の試合運びで、2年前の決勝で敗れたディミトロフにストレート勝ちしてリベンジした。第1、第2セットとも第11ゲームで鋭いショットから重圧をかけ、ブレークに成功。元世界ランキング3位の強敵をねじ伏せ「厳しいラリーが多かったがお互いいいプレーをした。第2セットは最後の何ゲームか手堅いプレーができた」と気持ちよさそうに汗を拭った。

 昨年1月に右手首故障からの実戦復帰を果たすと徐々に調子を上げ「いいテニスができている。(また)世界トップ5にいきたいしそれが次の目標」。新たなターゲットに向け、世界9位で迎えた今季はツアー開幕戦からエンジン全開で突き進む。

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2019年1月4日のニュース