稀勢 高安に14勝2敗、動き良く納得「だいぶいい」

[ 2019年1月4日 05:30 ]

高安(右)を攻める稀勢の里
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 大相撲の横綱・稀勢の里(32=田子ノ浦部屋)が東京都江戸川区の部屋で、進退の懸かる初場所(13日初日、両国国技館)に向けて今年初めて相撲を取る稽古を行い、弟弟子の大関・高安(28)に14勝2敗とまずまずの内容だった。立ち合いで右上手を狙う相撲がほとんどで、まわしが引けなくても、はたき込みを決めるなど動きは良かった。「力を出し切った。だいぶいいんじゃないか」と納得の内容となった。

 九州場所を途中休場し相撲を取る稽古を再開したのは12月27日。高安との稽古の番数は70番に達した。「高安の出来がいいから。圧力が凄い。全身が痛い」と実りある稽古が続いており、「修正点は多いが、やりたいようにやれてきた」と日ごとに手応えが増してきていることを強調した。

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2019年1月4日のニュース