青学大V5ならず 原監督「采配ミス」4区甘く見た…

[ 2019年1月4日 05:30 ]

第95回箱根駅伝復路 ( 2019年1月3日 )

<第95回箱根駅伝・復路>5連覇を逃した青学大・原監督(右)は、選手の前であいさつする(撮影・尾崎 有希)
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 5連覇がついえ、青学大・原監督は責任を一身に負った。「私自身の采配ミス」。そう振り返ると、「往路、特に4区を甘く見すぎた。距離が変わって、認識の甘さがあった。4区の岩見を責める前に、私自身がもう一度、チーム全体を見渡す厳しさを持つ必要がある」と自戒した。

 他校が打倒・青学大を掲げる状況で、過去の成功体験にとらわれ、比較材料を過去の自チームのみに求めた。ある選手によると、朝練習のジョギングは20分ほど短縮された。細部へのこだわりが薄れたことも、敗因の一つと言える。原監督は「チャレンジする気持ちが私の中で少し低下する気持ちがあった。反省しないと。(下級生に)進化させていくという意識を伝えたい」と出直しを期していた。

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2019年1月4日のニュース