「レジェンド」折茂 通算1万得点は持ち越し あと6点、5日にも達成か

[ 2019年1月4日 21:28 ]

三河に敗れ、引き揚げる北海道・折茂
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 バスケットボール男子のBリーグ1部(B1)は4日、愛知県のウィングアリーナ刈谷で1試合が行われ、中地区の三河が東地区の北海道に84―77で快勝した。

 通算1万得点まであと8得点に迫っていた「レジェンド」SG折茂武彦選手兼代表(48)は2得点にとどまり、国内トップリーグ通算1万得点達成は、5日の三河戦に持ち越された。折茂は第1Qの途中から出場。第2Qに2本のフリースローを決め、あと「6」としたが、その後は得点できなかった。

 折茂は埼玉栄、日大を経て93年トヨタ自動車入り。同年日本代表に初選出されると世界選手権にも2度出場した。07年レラカムイ北海道へ移籍後、現在はレバンガ北海道の選手兼社長とチームを支えている。昨年3月には現役通算700試合出場を達成した。

 ◆折茂 武彦(おりも・たけひこ)1970年(昭45)5月14日、埼玉県生まれの47歳。埼玉栄から日大へ進学。93年にトヨタ自動車に入団し、チームを3度のリーグ優勝に導いた。93年に初選出された日本代表でも活躍し、97年アジア選手権2位。07年にレラカムイに移籍。経営難に陥った運営会社のリーグ除名処分に伴い、11年に自ら一般社団法人北海道総合スポーツクラブを設立し、レバンガ北海道の代表取締役に就任した。16年には日本人選手(日本国籍取得選手は除く)としては初となる通算9000得点を達成。1メートル90、77キロ。血液型A。

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