鶴竜が初連覇!白鵬破り14勝目…2場所連続5度目の優勝

[ 2018年5月27日 17:26 ]

大相撲夏場所 千秋楽 ( 2018年5月27日    両国国技館 )

<大相撲夏場所千秋楽>白鵬(右)を寄り切り優勝を決めた鶴竜(撮影・三島 英忠)
Photo By スポニチ

 大相撲夏場所千秋楽は27日、両国国技館で行われ、結びの一番で横綱・鶴竜が白鵬を寄り切りで下して14勝目。自身初となる2場所連続5度目の幕内優勝を果たした。

 鶴竜は4日目に松鳳山に不覚を取ったが、その後は安定した内容で白星を重ねた。14日目には1敗で並ぶ栃ノ心との直接対決を制して、今場所初めて優勝争いの単独首位に立った。

 栃ノ心が敗れるか、栃ノ心が勝っても鶴竜が白鵬に勝てば、鶴竜の2場所連続5度目の優勝が決まる状況で千秋楽を迎えたが、栃ノ心が勢を下して13勝目。自らの取組で優勝を決めた。

 立ち合いで前まわしをつかんだ鶴竜は終始、優勢。白鵬も土俵際で粘ったが、最後は頭をつける鶴竜の厳しい攻めの前に力尽きた。

 大関昇進が確実となった栃ノ心は優勝とはならなかったが、13勝の活躍で3度目の技能賞と6度目の敢闘賞を受賞した。

続きを表示

この記事のフォト

2018年5月27日のニュース