鶴竜 自身初の連覇「これ以上の最高なことはない」

[ 2018年5月27日 17:33 ]

大相撲夏場所 千秋楽 ( 2018年5月27日    両国国技館 )

<大相撲夏場所千秋楽>白鵬(右)を寄り切り優勝を決めた鶴竜(撮影・三島 英忠)
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 大相撲夏場所千秋楽は27日、両国国技館で行われ、結びの一番で横綱・鶴竜が白鵬を下して14勝目。自身初となる2場所連続5度目の幕内優勝を果たした。

 鶴竜は初連覇に「横綱に上がってからずっと目標にしていたので良かったです」と笑顔。「去年の1年間は本当につらい時期でたくさんの人の応援、信頼、期待をしてもらった。そういう人たちを喜ばせたいと思ってやってきたので、それがいい形となったと思います」と喜んだ。

 栃ノ心との優勝争いが千秋楽までもつれたが、「優勝争いするのは初めてではないので自分の相撲だけに集中していこう…と」と気持ちをコントロール。白鵬との横綱対決に完勝し、自ら優勝を決め、「進化したい、鶴竜はこんな相撲をとるんだぞって見せたかった」と誇らしげな表情を見せた。

 「これ以上の最高なことはない」と優勝の余韻に浸りつつも、3連覇に向けて「新たな挑戦、自分の目標を立てて頑張っていきたいと思います」と言葉に力を込めた。

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2018年5月27日のニュース