A東京が堅守で初V!田中MVP「きつい練習に耐えた結果」

[ 2018年5月27日 05:30 ]

Bリーグ・チャンピオンシップ 決勝   A東京85-60千葉 ( 2018年5月26日    横浜アリーナ )

バスケットボール男子Bリーグの2代目王者となり、喜ぶA東京の選手たち
Photo By 共同

 東地区2位のA東京が同1位の千葉を85―60で下し、初優勝した。堅い守備を武器に、リーグ屈指の攻撃力を誇る千葉を60点に抑えて完勝した。15得点の田中大貴(26)がチャンピオンシップMVPを獲得した。観衆はBリーグ最多の1万2005人だった。

 田中は開始直後から味方のスクリーンを利用してドリブルで攻めるピック&ロールで、A東京の攻撃の起点となり続けた。20日の準決勝で左太腿裏を肉離れし、前日まで練習は不参加。万全のコンディションではなかったがアグレッシブに攻めた。アウトサイドからのシュートなどで計15得点、5アシスト。堅い守りで奪ったボールを次々と得点に結びつけ、「守備の勝利だと思う」と胸を張った。

 「バスケ界のプリンス」と言われる1メートル92の万能ガード。今季は大事な局面でも自ら責任を持ってシュートを打つようになった。MVPにも輝き、「1年間きつい練習に耐えた結果」と歓喜に浸った。

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2018年5月27日のニュース