バド女子37年ぶり6度目の世界一!山口勢いつけた圧勝劇

[ 2018年5月27日 05:30 ]

バドミントン国・地域別対抗戦 女子ユーバー杯 ( 2018年5月26日    タイ・バンコク )

37年ぶりに優勝し、記念写真に納まる日本の選手たち
Photo By 共同

 女子は決勝(3戦先勝方式)が行われ、第1シードの日本が地元タイを3―0で下し、81年大会以来37年ぶり6度目の優勝を果たした。シングルスの山口茜(再春館製薬所)、ダブルスの福島由紀、広田彩花組(岐阜トリッキーパンダース)、シングルスの奥原希望(日本ユニシス)がそろって2―0で勝った。2大会ぶり2度目の世界一を目指す日本男子は、27日に決勝で第1シードの中国と対戦する。

 アウェーの雰囲気をはね返して1ゲームも落とさずに圧勝した。日本の先陣を切ったのは山口。タイは準決勝で3連覇中の中国を破り、勢いに乗っていたが、13年世界女王ラチャノックに揺さぶりをかけ続けて主導権を握り、「勢いを止められて良かった」とストレートの快勝。続く福島、広田組も勝ち、奥原も危なげなく試合を進めると、1プレーごとに「タイランド!」と大きな声援を送っていた地元のファンも静かになった。

 奥原が「後ろに頼りになる先輩がいる」と言ったように、ダブルスにはリオ五輪金メダルの高橋礼、松友組が控えていたが、出番はなし。日本女子の充実ぶりを示す圧勝劇だった。

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2018年5月27日のニュース